東芝は26日、多値技術(MLC)採用のNAND型フラッシュメモリを搭載することで、業界最大級を謳う256GB容量を実現した2.5インチSSD(Solid State Drive)「THNS256GE8BC」を発表した。今月よりサンプル出荷を開始し、今年第4四半期から量産を開始する。

高速・並列データ転送や書き込み領域の均等化など、多値技術に対応した同社独自開発のコントローラを搭載。シーケンシャルリードで最大120MB/秒、シーケンシャルライトで最大70MB/秒の高速データ転送が可能だという。インタフェースはSATA II(3Gbps)。

THNS256GE8BC

あわせて、近年注目されているミニノートパソコン向けに、8GB/16GB/32GBの小型SSD「フラッシュモジュール」も発表。今月よりサンプル出荷を開始し、今年第4四半期から量産を開始する。データ転送速度はシーケンシャルリードで最大80MB/秒、シーケンシャルライトで最大50MB/秒。インタフェースはSATA II(3Gbps)。