アウディジャパンは、「アウディA3 スポーツバック」の発売を開始した。新エンジンと新トランスミッションの採用でクラストップの低燃費を実現したという。エンジンはいずれも直4直噴ターボエンジンで、1.4L、1.8L、2Lの3種類の排気量が用意される。価格は、299万円〜439万円。なお、10月11日〜19日まで、新型アウディA3スポーツバックデビューフェアが開催される。
同車は、ガソリン直噴ターボエンジン「TFSI」と、最新のトランスミッション技術「Sトロニック」を全モデルで採用したワゴン。エントリーモデルの「1.4TSFI」では、7速Sトロニックトランスミッションとの組み合わせで10・15モード燃費を30%向上した14.2km/Lに、CO2排出量は8%削減した166.1g/kmを達成した。「2.0TSFIクワトロ」では、輸入プレミアムコンパクトクラスとして唯一のフルタイム4WDシステム「クワトロ」を採用し、燃費やCO2排出量は従来のFFモデルと同等に抑えたという。
外観では、7個のLEDで構成されるポジションランプを内蔵(1.4TSFIはオプション)した新デザインのヘッドランプとし、リヤフェイスは光ファイバー技術を応用したコンビネーションランプを採用している。安全面では、新たにリヤサイドエアバッグや、坂道発進時の後退を防ぐ「アウディヒルホールドアシスト」も全モデルで標準装備した。また、オプションで連続可変ダンピングシステム「アウディマグネティックライド(2.0TFSIクワトロ、1.8TFSIに設定)や、Bluetooth搭載地上デジタル放送対応HDDナビゲーションシステム、オーディオやナビゲーションも操作できるマルチファンクションステアリングホイールなどが選択できる。