フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、SUV「トゥアレグ(Touareg)」、カブリオレクーペ「イオス(Eos)」、ステーションワゴン「パサート ヴァリアント TSI コンフォートライン(Passat Variant TSI Comfortline)」の装備を一部改良し、10月1日(水)より販売する。価格はトゥアレグV6が605万円、同V8が795万円、イオスが469万円、パサート バリアントが360万円。
「トゥアレグ」は、フォルクスワーゲン初の高級SUVとして2003年9月に発売された。今回の一部改良では、エクステリアにフォルクスワーゲン初となるサイドビューカメラを搭載し、従来のサイドフェンダーミラーを廃止。カメラは助手席側のドアミラーに組み込まれ、ルームミラーにモニターされる。また、従来オプションであったHDDナビゲーションシステム「RNS 510」を標準装備とし、新たに「MEDIA-IN」(iPodおよびUSBデバイス接続装置)を追加した。合わせて運転操作をサポートするリヤビューカメラ「Rear Assist」も標準搭載される。
「イオス」は、カブリオレ、クーペ、ガラススライディングルーフの3つの役割をこなす5分割式電動リトラクタブルハードトップを持つ、全天候型のカブリオレクーペ。日本へは2006年10月に導入された。今回はイオスのグレード体系を見直し、2.0TSIの装備を一部改定。従来オプションであったバイキセノンヘッドライト、コーナリングライト、パークディスタンス コントロール、HDDナビゲーションシステム「RNS 510」などを標準装備した。新パターンのファブリックシートに変更され、ドアミラーハウジングは新デザインとなった。
「パサート ヴァリアント TSI コンフォートライン」は、今年1月に導入されたエントリーモデル。今回の変更では、オプションの中でも要望の多かったバイキセノンヘッドライトとコーナリングライトを標準装備した。さらに、AM/FM CDプレ-ヤーのデザインを一新すると共に機能強化を図り、オーディオ外部入力端子を追加した。