ソニーは25日、新シリーズ「EXTRA BASS」より、ステレオヘッドホン「MDR-XB700/500/300」と、密閉型インナーイヤーレシーバー「MDR-XB40EX/20EX」を発表した。発売は11月10日より。価格は、MDR-XB700が1万2,390円、MDR-XB500が8,715円、MDR-XB300が4,935円、MDR-XB40EXが6,195円、MDR-XB20EXが3,675円。
「EXTRA BASS」シリーズは、クラブミュージックなどの低音重視サウンドを再現するヘッドホン。「ダイレクトバイブストラクチャー」の採用で、ドライバーユニットから鼓膜までの気密を高め、空気漏洩を大幅に減少。これにより、迫力ある重低音を実現した。
MDR-XB700/500/300は、新開発「XBドライバーユニット」を搭載したステレオヘッドホン。振動板の耐振幅特性と耐気圧特性を確保しつつ、可動性を向上させることで、低音域に対してひずみ無く振動し、重低音帯域の再生も可能となった。イヤークッション部は、厚みのある低反撥ウレタン製クッションを、高伸縮ウレタンレザーで包んだ構造を採用。装着時にはクッションが沈み込んで、快適な装着感と密閉性を両立するという。これに加えて、部品には、密閉リングと密閉ボンディングを採用。筐体内部の気密性を確保して、重低音再生を向上させるという。
MDR-XB40EX/20EXは、それぞれ13.5mm、9mm径ドライバーユニット搭載の密閉型インナーイヤーレシーバー。筐体内部の気密性を高めるために、ガスケットやシーリングなどを採用。ドライバー部分は、CCAW(銅被覆アルミニウム線)ボイスコイルを採用した。なお、イヤーピース(S/M/L)、キャリングポーチ、クリップが付属する。
MDR-XB700 | MDR-XB500 | MDR-XB300 | MDR-XB40EX | MDR-XB20EX | |
---|---|---|---|---|---|
ドライバーユニット | 口径50mm | 口径40mm | 口径30mm | 口径13.5mm | 口径9mm |
OFCボイスコイル採用 | CCAWボイスコイル採用 | ||||
最大入力 | 3,000mW(IEC) | 1,500mW(IEC) | 1,000mW(IEC) | 100mW(IEC) | |
インピーダンス | 24Ω | 40Ω | 24Ω | 16Ω | |
感度 | 106dB/mW | 104dB/mW | 100dB/mW | 105dB/mW | 103dB/mW |
再生周波数帯域 | 3-28,000Hz | 4-24,000Hz | 5-22,000Hz | 4-24,000Hz | 5-23,000Hz |
コード長 | 約1.2m | ||||
質量 | 約295g | 約185g | 約120g | 約9g | 約6g |