カプコンは、同社の人気ゲーム「逆転裁判」シリーズを、宝塚歌劇 宝塚バウホール公演、東京特別公演として上演することにつき、宝塚歌劇団と合意したことを発表した。
宝塚歌劇公演として上演が決定した「逆転裁判」シリーズは、プレイヤーが弁護士となって、無実の罪を着せられた依頼人を救う法廷を舞台とした推理アドベンチャーゲーム2001年10月に第一弾が発売されて以来、国内外でシリーズ累計300万本(2008年6月30日現在)の出荷本数を誇っている。
同シリーズはこれまでも、携帯電話向けゲームや漫画、小説、キャラクターグッズ、さらには東京フィルハーモニー交響楽団と連携したゲームサウンドのオーケストラ公演など、幅広い展開が行われている。今回の舞台化を手がける宝塚歌劇団は、華麗にして優美な作品を手がけることで名を馳せ、全国に幅広いファンを有する日本を代表する劇団。本作は「宙組」公演として上演され、脚本・演出は宝塚歌劇団の演出家・鈴木圭氏が手がける。
今回の企画は、エンターテインメント業界内の枠を超えて、女性層・ライトユーザー層にも強い訴求力を持つ家庭用ゲーム「逆転裁判」を原作として、女性からの圧倒的な支持と信頼を確立している宝塚歌劇団が舞台化するという、過去に例のない新しいコラボレーションとなっており、カプコンでは「当社は、今後も自社で保有する豊富なゲームコンテンツを、映画・アニメーションや出版物、携帯電話向けゲーム、キャラクター商品などへ多面的に展開する『ワンコンテンツ・マルチユース』戦略を推進してまいります。これによりユーザー層を拡大して多面的な収益機会を創出し、コンテンツ価値を最大化するとともに、一層の業績拡大に努めてまいります」とコメントしている。
宝塚歌劇 宙組公演『逆転裁判』概要
公演名 | 逆転裁判-蘇る真実- |
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制作・著作 | 宝塚歌劇団 |
原作・監修・制作協力 | カプコン |
公演日程 |
■バウホール公演 会場 / 宝塚バウホール 2009年2月5日 (木曜日)~2月15日 (日曜日) ■東京特別公演 会場 / 日本青年館大ホール 2009年2月24日 (火曜日)~3月2日 (月曜日) |
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