シグマ、既存レンズのマウント種類を拡大

シグマは、23日よりドイツ・ケルンで開催される「Photokina 2008」(フォトキナ)に、既存レンズやアクセサリーのソニー用、ペンタックス用、フォーサーズ用を発表した。発売時期は未定。

「50mm F1.4 EX DG HSM」のフォーサーズ用が新たに発売される。フォーサーズカメラに装着すると35mm判換算で100mm相当の画角が得られる大口径中望遠レンズとなる。シグマ用、キヤノン用、ニコンは発売済みで、価格は6万円(税別)。

「4.5mm F2.8 EX DC CIRCULAR FISHEYE HSM」は、APS-Cサイズのデジタル一眼レフ専用となる円周魚眼レンズ。今回、ソニー用とペンタック用が発表された。シグマ用、キヤノン用、ニコン用は発売済みで、価格は11万4,300円(税別)。

「10mm F2.8 EX DC FISHEYE HSM」はAPS-Cサイズのデジタル一眼レフ専用の対角線魚眼レンズ。今回、ソニー用とペンタックス用が発表された。シグマ用、キヤノン用、ニコン用は発売済みで、価格は9万5,000円(税別)。

「APO TELE CONVERTER 1.4x EX DG」と「APO TELE CONVERTER 2x EX DG」は、超音波モーターに対応したテレコンバーター。今回はソニー用が発表された。従来のソニー用テレコンバーターは、超音波モーターに対応していないため超音波モーター搭載レンズを装着した場合、AF撮影ができなかった。逆に、今回発表されたテレコンバーターに超音波モーター非搭載のレンズを装着するとマニュアルフォーカスになる。価格は、「APO TELE CONVERTER 1.4x EX DG」が2万8,000円(税別)、「APO TELE CONVERTER 2x EX DG」が3万2,000円(税別)。

「ELECTRONIC FLASH MACRO EM-140 DG」は、無影撮影が可能なTTL自動調光機能を搭載したマクロ用フラッシュ。今回はソニー用、ペンタックス用が発表された。ガイドナンバーは14。モデリング発光機能や、ハイスピードシンクロ機能、調光補正機能などを搭載する。シグマ用、キヤノン用、ニコンは発売済みで、価格は5万5,000円(税別)。