ペンタックス(HOYA)は、23日から開幕する世界最大規模の映像関連機器の総合見本市「フォトキナ2008」(ドイツ)に、15mmの広角Limitedレンズやオートフォーカス対応テレコンバーターを出品する。
同社のデジタル一眼レフカメラ専用レンズ「DA Limited」シリーズはすべて薄型で、いわゆるパンケーキレンズと呼ばれるタイプ。小型軽量であるため機動力の高さが特徴。すでに21mm、35mmマクロ、40mm、70mmをラインアップしている。
今回出品する「DA 15mmF4ED AL Limited」は、15mmという超広角の単焦点レンズ。ペンタックスのデジタル一眼レフに装着すると約23mm相当の画角になる。解放絞り値はF4。またEDレンズが使われているようで、各種収差も良好に抑えると推測される。スペックなどは公開されていない。発売は2009年春ごろを予定。
もう1点の「DA 1.4X REAR CONVERTER SDM」は、いわゆるテレコンバーター。デジタル一眼レフカメラ専用設計で、倍率は1.4倍。静かで滑らかなオートフォーカスを実現する「SDM」(超音波モーター)機構を採用している。発売時期は未定。
上記いずれの製品も、名称・仕様・外観・発売時期等は最終決定ではなく、変更される可能性がある。価格はすべて未定。