フォード・ジャパン・リミテッドは、3.5L(リッター)V型6気筒エンジン搭載の、4輪駆動SUV「リンカーン MKX」を新たに日本に導入、9月18日より販売を開始した。価格は650万円。
フォード・ジャパン・リミテッドは、すでに本年5月にはフルサイズ・ラグジュアリーSUVである「リンカーン ナビゲーター(Lincoln Navigator)」を投入し、評価を得ている。今回導入される「リンカーン MKX」により、さらに幅広い層にリンカーンのブランドの認知を促進し、輸入車SUV市場における販売の確立を目指すという。
リンカーン MKXはセダンの乗り心地や快適性と、4輪駆動(AWD)によるの走破性や安定性を兼ね備えており、フォードでは「CUV(クロスオーバー ユーティリティ ビークル)」と位置づけている。エンジンは最高出力198kW(269ps)、最大トルク339Nm(34.6kgm)を発揮する3.5Lの24バルブ V型6気筒。可変バルブタイミングや電子スロットルバルブコントロールにより、低燃費性能と環境性能を実現した。ボディは、フレーム構造をビルトインした強固なユニボディ構造。サスペンションは、フロントにマクファーソンストラット式、リアにマルチリンク式の四輪独立懸架サスペンションを採用した。
エクステリアは、格子状グリルと一体でデザインされたヘッドライトによるフロントマスクが特長。ボディカラーはブラックとライトアイスブルー(導入期20台限定)が用意される。室内は5人乗りのための広い室内空間を実現し、リアシート格納時には最大約1945Lの容量を誇るラゲッジルームが確保できる。乗員すべての頭上に広がるパノラミック・ビスタルーフを装備。運転席・助手席には8Wayパワーシートを採用した。