楽天リサーチはこのほど、「楽天の保険」を運営する楽天リアルティマネジメントと共同で「医療保険・がん保険」に関する調査を行い、その結果を発表した。調査対象は楽天リサーチ登録モニターのうち、医療保険またはがん保険に加入しているか興味をもつ20~60代の男女計1,000人(男女各500人)。調査期間は2008年6月21日~25日。
同調査によると、将来的に不安を感じる病気についての質問では、「がん」の回答が76.7%が最も多く8割近くを占め、次に「脳卒中」(50.6%)、「心筋梗塞」(49.6%)、「糖尿病」(36.1%)の順となり、いわゆる生活習慣病系の病気が続く結果になった。年代別では20代の「うつ病」が45.0%とほかの年代に比べて非常に多く、近年、若い世代におけるうつ病の増加が指摘されることもあるせいか、うつ病になることを不安視している若者がかなり多いことが伺えるという。
医療保険・がん保険の加入の有無についての質問では、「医療保険に加入している」が38.3%、「医療保険・がん保険の両方に加入している」が37.6%と4割近くを占める一方、「がん保険単体への加入」は7.5%と小数派であることがわかった。また「いずれにも加入していない」との回答も14.8%に上った。