牛丼の「吉野家」などを運営する吉野家と、流通大手のイオンは19日、イオン発行の電子マネー「WAON(ワオン)」を全国の吉野家に導入することについて、基本合意したと発表した。来春より順次展開し、2011年度中にも全国の吉野家約1,000 店での利用が可能となる。

WAONは2007年4月にサービスを開始し、発行枚数は約560万枚。イオングループのショッピングセンター内のテナントゾーンを含め、26,000 店舗で利用されている。

なお「WAON」を利用した場合、200 円(税込)で1WAON ポイント、「JMB WAON」や「イオンJMB カード」では1 マイルが付与される。

吉野家、イオンの両社は今後、「吉野家WAON」カード(仮称)の発行も視野に入れながら、顧客満足の更なる向上に取り組んでいくとしている。