小学校受験支援サイト「小学校受験データサポート」を運営する学校情報システムは、都内エリア別の人気小学校ランキングを公開した。この調査は、今年度小学校受験に臨む年長児童保護者約3,000名の会員データを解析し、自治体別に上位5位までを男女別にまとめたもの。
調査では自治体発表の年長児在籍数などからエリアごとに予想受検率を算出。また、国立/私立の希望を集計し、エリアごとの国立/私立志向も表している。 小学校受験の志願割合では日本一のエリアだという港区では、男女とも慶應義塾幼稚舎が1位だが、2位以下では男子は筑波大学附属など国立が多く、女子は聖心女子学院初等科など地元女子校の人気が高い。また、国立志向の強い中野区では東京学芸大学附属やお茶の水女子大学附属、筑波大学附属などがランクインしており、国立志願者数比率は34.5%となっている。
各エリアとも通学圏外の学校が人気校となることはほとんどないが、地元で人気のない学校が近隣エリアで人気校になっている場合もあるという。
同サイトでは、東京・千葉・埼玉・神奈川の約100校の情報を掲載しているほか、学校比較や行事予定の閲覧ができる「マイページ」、入試を経験した保護者がアドバイスを提供する「先輩レポート」などの機能が提供されている。