女優の水川あさみが17日、都内で行われた読売テレビ・日本テレビ系ドラマ『夢をかなえるゾウ』(10月2日放送スタート 毎週木曜23:58~)の制作発表に出席した。

『夢をかなえるゾウ』の制作発表に出席した水川あさみ(右)と古田新太

同作は、130万部を超えるベストセラーになった水野敬也氏による同名小説が原作で、モテないヒロイン・あすか(水川)が、ゾウの姿をした自称・神様のガネーシャ(古田)と出会い、出される課題をクリアしていくことで女性として成長していくハートフルコメディー。ドラマでは、原作をベースにしたオリジナルストーリーが展開する。連続ドラマ初主演となる水川が、シーンの大部分を占める古田との2人芝居で掛け合いを演じる。

古田との共演について水川は「本当にゾウの姿をしたガネーシャに最初は怖かったんですが、古田さんは"笑いのモンスター"なので(笑)、現場は楽しくて、自然と息が合いますね」とコンビネーションはばっちりな様子。

一方の古田は「20年、俳優をやってきて初めてゾウを演じました(笑)。スタジオの中を歩いていても、誰も僕とは気づいてくれなくて(笑)」と最初は戸惑いもあったようだが、「時空移動、変身などなど色々な技を使えるんですよ。積極的なゾウさんです(笑)。」と笑わせた。さらに「あすかは全然成長しないんですよ。これがこのドラマの見どころですかね(笑)」と古田流にPRした。

自身の夢を聞かれると「夢はもう叶いましたから(笑)。後は、お酒とタバコを止めてγ値(γ-GTP)を下げることくらいかな」と古田。これには水川も爆笑

毎回出される課題の内容に水川も影響を受けたようで「第1話では、『爪を切れ』という課題が出されるんです。指先はセンサーで、常に色んなものに触れて感じ取ることが大事、ということらしくて。私も実践しています」と。そんな水川自身の夢は? と聞かれると「30歳までに結婚することですかね。撮影が終わる頃にはピンクのフェロモンを出せるようになりたい(笑)」と願望を語っていた。

「夢を叶えようと、人間は近道をしたがるけれど、毎日生きていく中で日常をコツコツやっていくことが大切ってことをドラマを通して伝えられれば」と水川

なお、同作が放送スタートする10月2日の20:54より、小栗旬主演の同名スペシャルドラマも放送。こちらでも古田演じるガネーシャが登場し、ラストシーンでは水川も登場するなど、連続ドラマと連動する試みを展開する。