『妖怪大戦争』や『クワイエットルームにようこそ』など話題の映画に出演し、『ゼクシィ』TVCMではキュートな花嫁姿も披露していた高橋真唯さん。今回は、彼女のお気に入りのデジタル・グッズを求めて、9月12日より上演されている舞台『悪夢のエレベーター』の稽古場を訪れた。
ノリがいいだけでは聴きません!
――愛用しているデジタル・グッズを教えてください。
高橋真唯(以下、高橋)「8GBタイプのiPod nanoです」
――購入したきっかけは?
高橋「最近まで携帯電話で音楽を聴いていたんですけど、すぐに容量がいっぱいになっちゃうのでプレーヤーを買おうと思っていて。打ち上げのゲームでiPodがいつか当たると思ってたのに、なかなか当たらないから『買っちゃえ! 』と」
――iPodの中でも"nano"を選んだのはどうしてですか?
高橋「classicと迷ったんですけど、classicだとサイズが大きいからかさばりそうだし、私は普段からそんなに音楽を聴くわけじゃないので8GBで充分なんです。今、485曲しか入ってないです(笑)」
――音楽を聴かないわりにはブログ『Bon Bon Bulleな夕日』では、よく音楽のことも書かれているようですが……。
高橋「そんなことないですよ~。私は、中高生の頃も全然音楽を聴くコじゃなくて、音楽の授業もキライだったし……」
――ミュージカルにも出演されていたりするので音楽好きなのだと思っていました。
高橋「ミュージカルは、まったく自分とは違うフィールドだなと思いながら挑戦しました(笑)。まさか、私が!って感じです。
音楽をよく聴く人って新しいのは全部聴いたり、洋楽でもなんでも聴くっていう感じじゃないですか。でも、私は『リズムがいいから』っていう理由では聞けないんですよ。聴いていると、歌詞がどういう意味なのかが気になって訳したりしちゃいます」
――聴き方にこだわりがあるんですね。
高橋「適当に聴き流せないんです。コレを言うと『熱すぎる! 』って言われるんですけど、歌って3分から5分の中での勝負じゃないですか。そこで歌手の人は戦っているんだから、聴く側もノリがいいからっていう半端な気持ちで聞いちゃいけないですよね(笑)。だから洋楽を聴くなら、ちゃんと詞も聞きます」
――詞を重視しているんですね。最近のお気に入りはどんな曲ですか?
高橋「最近の曲はあまりわからないんですが……。中島美嘉さんとDragon Ashさんが好きでよく聴いています。でも中島さんは音楽が好きというより、彼女が好きだから全部聴きたいって感じですね」
――最後に、男性の読者に向けておすすめのラヴソングがあったら教えてください。
高橋「大黒摩季さんの『夏が来る』という曲を聴いてほしいです。歌詞が『本当に、このとおりだから!』って思いますね(笑)」
――本日はどうもありがとうございました。
高橋真唯プロフィール
1984年2月23日生まれ。福岡県出身。A型。ドラマ『スカイハイ2』(2004年)で女優デビューし、映画『妖怪大戦争』(2005年)のヒロイン・川姫役で注目を集める。その他の映画出演作に『奇妙なサーカス』(2005年)、『シムソンズ』(2006年)、『サイレン』(2006年)、『黄色い涙』(2007年)、『歌謡曲だよ、人生は』(2007年)、『クワイエットルームにようこそ』(2007年)など。最新出演作は『フィッシュストーリー』(2009年公開予定)。特技は、一度会った人の顔を忘れないこと。さらに詳しいインタビュー記事はこちら
『悪夢のエレベーター』あらすじ
バーの副店長・小川(片桐仁)が目を覚ますと、そこは急停止したエレベーターの中だった。居合わせたのは見るからに胡散臭いヤクザ風の男・富永(吹越満)、緑色の服を着たバッタのような、おたくのような男・牧原(中村倫也)、そして女子高生のカオル(高橋真唯)。携帯電話も時計もない狭い密室の中で彼ら3人の犯罪歴が次々と明らかにされ、全員の精神状態が極限に達したときに事件は起こる――。
『悪夢のエレベーター』
日程:2008年9月12日(金)~21日(日) /2008年9月25日(木)~28日(日)
会場:シアタートラム(東京・三軒茶屋)/ シアター・ドラマシティ(大阪・梅田)
原作・脚本:木下半太[小説『悪夢のエレベーター』(幻冬舎文庫)より]
演出:ダンカン
キャスト:吹越満、片桐仁、中村倫也、高橋真唯
料金:一般6,000円
インタビュー撮影:中田浩資