映画『東京少女』のDVD発売イベントが13日、東京・秋葉原で行なわれ、主人公・未歩を演じた主演の夏帆と佐野和真が出席した。同作品が、韓国・釜山で10月9日から開催される第12回釜山国際映画祭に出品されることも発表された。

『東京少女』DVDの発売イベントに出席した夏帆(左)と佐野和真

東京少女』は、主人公の少女が落とした携帯電話を通し、明治時代に生きる青年と心を通わせるファンタジック・ラブストーリー。主人公を演じた夏帆は「撮影中、ものすごく天気が悪くなってきて、風もどんどん強くなってきて、立っているのが大変なぐらいのときもあった」と映画の撮影当時を振り返ると、佐野は「それでもスタッフの人たちが家族のように接してくれて、ひとつの作品に対する"輪"みたいなものを感じた」と語った。

また、丹羽多聞アンドリウプロデューサーは「『東京少女』が韓国の釜山映画祭に招待されています。この2人を引き連れて、10月に釜山に行ってきます」と発表した。韓国は初めてという2人。「焼肉や辛い食べ物をいっぱい食べたいです」(夏帆)、「銀のお箸で焼肉を楽しみたいですね」(佐野)と映画祭そっちのけ? でグルメに期待しているようだった。

さらに夏帆は「『砂時計』というDVDも11月に発売されます。そちらもぜひ買ってください!」と合わせてアピールしていた。