今週の家電"売れ筋"週間ランキングでは、ヘッドホンの人気機種をチェックしたい。ランキング集計には、売り場面積約5,500坪で都内最大級の品揃えを誇るヤマダ電機 LABI品川大井町店にご協力をいただいた。

9月2日~9日家電"売れ筋"週間ランキング - ヘッドホン編

順位 メーカー 型番
1位 ボーズ TP1SB
2位 ゼンハイザー PX200
3位 オーディオテクニカ ATH-FC700
4位 ハーマンインターナショナル JBL Reference 410
5位 ソニー MDR-XD100
6位 オーディオテクニカ ATH-SJ5
7位 松下電器産業 RP-HTX7
8位 ソニー MDR-D333LW
9位 日本ビクター HP-S700
10位 オーディオテクニカ ATH-PRO500

今週の"売れ筋"ランキングは、密閉ダイナミック型のBose around-ear headphones(ボーズ・アラウンドイヤーヘッドホン)「TP1SB」が1位という結果となった。同製品は140g(ケーブル含む)という軽量ボディながら、豊かな低音を再生する独自技術「トライポート・テクノロジー」を採用し、臨場感あふれるサウンドを実現する。

ボーズ「TP1SB」。シンプルなデザインも人気を呼んでいる

セールスアドバイザー 吉田悟さん

同店のセールスアドバイザー 吉田悟さんによると「『TP1SB』は指名買いするお客様が多いです」。売れ筋の価格帯が1万円前後という中、実売価格が2万円を超える商品となるが、店頭で聴き比べて音の良さを実感する人も多いという。

また、ヘッドホンの購入者は男性がメインで通勤・通学用に使用したいという人が多く、移動時の持ち運びに便利なコンパクトサイズが人気。2位にランクインした「PX200」は、折りたたんで附属のケースに収納することもでき好評だ。

機能面では、「通勤・通学電車内の騒音対策としてノイズキャンセリング機能を重視する傾向があります」と吉田さん。おすすめは、ランキング外ではあるが高精度なノイズキャンセリング機能を搭載したソニーの『MDR-NC500D』としていた。