ブルーの120GB / 16GBモデルが追加された「Zune」シリーズ

Microsoftは8日 (米国時間)、ポータブルオーディオプレイヤー「Zune」の新モデルを発表した。新たにHDDベースの120GBモデルと、フラッシュメモリベースの16GBモデルを追加、ボディカラーには新色のブルーも用意される。新ファームウェアと新価格の発表もあわせて行われ、16日から提供開始される。

無償提供される新ファームウェアには、内蔵のFMラジオで聴いた音楽を直接購入できる新機能「Buy from FM」を搭載。曲名などの情報は「Radio Data System (RDS)」と「RT+ data feeds」により配信され、ユーザはタグを付けた楽曲を無線LAN経由でダウンロード購入できる。

オンラインミュージックストア「Zune Marketplace」に、無線LANから直接購入する機能も用意された。料金体系は、14.99米ドル / 月のサブスクリプション方式を採用した「Zune Pass」、または1曲単位での購入の2方式から選択可能。

より音楽をたのしむための支援機能も強化。好みの楽曲を他のZuneユーザーに推薦できる「Picks」、ヒットチャートや運動時に適した楽曲などを集めた「Channles」が新たに用意された。ゲーム機能やオーディオブック再生機能も追加されている。

新しいZuneシリーズの価格は、今回発表された120GBモデルが249.99米ドル、16GBモデルが199米ドル。80GBモデルは229.99米ドル、8GBモデルは149.99米ドル、4GBモデルは129.99米ドルにそれぞれ値下げされる。なお、80GBモデルと4GBモデルは在庫払底次第販売終了となる。