ソニーは、VAIOの2008年秋冬モデルにて、写真編集に強いVAIOということをアピールする「VAIO Photo PC プロジェクト」を開始する。PCで写真編集を行うユーザーが増えていることから、そうしたハイアマチュアユーザーに向けて、写真編集に便利な様々な機能・アプリを搭載したフォトエディションモデルを展開するのだ。
拡大するデジタル一眼レフ市場とともに、写真編集を自在に行えるPCが求められている。ソニーでは、そうしたユーザーに向けたモデルをPhoto PCと定義。2008年秋冬モデルの「VAIO type R」と「VAIO type A」に、フォトエディションモデルをラインナップしている。
フォトエディションモデルは、写真編集に必要な「取り込み」「加工編集」「出力保存」という3つの機能を搭載している。まず、「取り込み」は、大量の画像を高速で取り込み管理するため、ビルトイン高速CFカードスロットと大容量HDDを装備。
次の「加工編集」においてはレタッチ時に必要な正しく美しい色環境を実現するため、Adobe RGBカバー率の高い液晶を装備。カバー率はtype Rで96%で、type Aではなんと100%となっている。加えて、type Aでは色温度設定にも対応している。そのほか、液晶はアンチグレアでディスプレイフードに対応(type Rは同梱、type Aは別売)。実際の編集作業に必要な写真向けソフト、Photoshop Elements6とPhotoshop Lightroom 2.0をプリインストールしている。
「出力」では、Blu-rayドライブを搭載しているため、大量の画像を手軽に保存することができる。さらに、ソニーのデジタル一眼カメラ、αとの連係機能も備えている。