ベスタクスはUSB接続のMIDIコントローラ「VCM-600」を10月初旬に発売する。価格はオープンで、実売予想価格は7万5,000円前後。

同製品はミキサーコンソールのようにチャンネルフェーダやノブ、ボタンを多数搭載しているUSB MIDIコントローラ。DJプレイで使用されるDJミキサー同様のクロスフェーダも搭載されている。フェーダやボタン、ノブのパラメータは合計160種類となり、アサインしてDJソフトやDAWソフトなどと連携し、ライブパフォーマンスでも使用可能だ。

DJミキサーと同等のフェーダやボタン、ノブなどを搭載したUSB MIDIコントローラ「VCM-600」

スライドボリュームは同社のDJミキサー「PMC-580Pro」と同じ部品を採用。本体の素材は軽量かつ丈夫なアルミボディで、激しいパフォーマンスプレイにも耐えるものとなっている。またLEDライトを内蔵により、照明を落としたスタジオなどでも手元を照らすことが可能。電源はUSBバスパワーで供給、別売でACアダプタも用意される。 同製品には、バンドルソフトとしてAbletonの音楽制作ソフト「Live Lite7 Vestax Edition」が付属。VMC-600の160種類ものパラメータがあらかじめアサインされているため、面倒な設定を行う必要もなく、ライブパフォーマンスに活用できる。

サイズは480(W)mm×310(D)mm×40(H)mm、重量は5kg。動作環境はWindows Vista(SP1以降)/XP(SP2以降)およびMac OS X 10.4以降。CPUは、Windowsは1.5GHz以上、MacならG4以上としている。