シマノは8日、超高強度タフテックソリッド穂先を採用した磯上物用竿「極翔(きょくしょう)」と「RAIARM(ライアーム)」を発売した。前者は、豊富なラインアップが用意されているモデルで、後者はコストパフォーマンスに優れているというモデルとなっている。

タフテックソリッドとは、同社が開発した巻き込み強度が2.5倍というカーボンソリッド穂先。通常、ウキやオモリなどがトップガイドに到達している状態でリールを巻いてしまう"巻き込み"が発生すると、穂先が急角度で曲がって折れてしまう。タフテックソリッドでは、巻き込みが発生しても2.5倍(同社従来比)の角度まで折れずに耐えることができるという。

「極翔(きょくしょう)」

「極翔」は、0.8号から2号までの10モデルがラインナップされ、1号から1.5号には他の号数と同じ5.3mモデルの他に、操作性に優れているという5mモデルも用意されている。「豊富なラインナップを揃えることで、あらゆるフィールドやシチュエーションに対応する新たなスタンダードモデルです」(同社広報)。前述の超高強度タフテックソリッド穂先の他に、チタンフレームSICガイド「T-IMSG」や、感度や操作性、剛性に優れているという「一体フォルムスーパーハイタッチシートIII」などが採用され、価格は6万6,000円から7万2,000円(税別)となっている。

「RAIARM(ライアーム)」

「RAIARM」は、実釣に有効な機能を充実させながらも優れたコストパフォーマンスを持つというモデル。「トータルバランスが自慢のエキストラチューンモデル「BB-X XT」の流れを汲む、操作性に優れたオールラウンダーです」(同社広報)。超高強度タフテックソリッド穂先の他、一部にチタンフレームSICガイド「T-IMSG」やINSシートが採用されており、価格は4万3,500円から5万4,000円(税別)となっている。