三洋電機は4日、薄型デジタルコードレスファクシミリ「SFX-D500/DW500」「SFX-D200/DW200」を発表した。あわせて、コンパクトなデジタルコードレス留守番電話「TEL-DJ3」を同時発表した。発売は10日で、価格はオープン。推定市場価格は、SFX-D500(子機1台)が2万5,000円前後、SFX-DW500(子機2台)が3万5,000円前後、SFX-D200(子機1台)が2万円前後、SFX-DW200が2万5,000円前後、TEL-DJ3が1万円前後。
SFX-D500/DW500は、「SFX-P37」の後継機にあたる上位モデル。従来機よりも、本体容積を約45%カットして296(W)×78(H)×200(D)mmの薄型化を実現。記録トレイも収納できるので、置き場所の選択肢も広がった。また、時計表示や電話番号を倍角表示する「ドデカ文字」機能をはじめ、暗い場所でもダイヤルが光って着信を知らせる「ダイヤルライト機能」が新たに追加された。ほかにも、フリーダイヤルなどからの勧誘セールス電話を受信しない「勧誘セールスガード」機能や、いたずら電話などの電話を受けた際にゲキタイメッセージを流すことができる「迷惑ゲキタイボタン」機能などを搭載している。なお、SFX-D200/DW200は、SFX-D500/DW500の廉価版モデル。ダイヤルライト機能や漢字電話帳、ドデカ文字は搭載されない。
TEL-DJ3は、「TEL-G3」の後継機にあたるモデル。同製品は、従来機のアナログコードレスタイプから、デジタルコードレスタイプへ移行した小型の留守番電話機。従来機よりも、さらに設置面積を削減して、省スペース化を図った。また、従来の金属製端子部分をなくした「無接点充電方式」を採用。ほこりや汚れに強くなって、手入れがしやすくなったという。ほかにも、最大約45分間の会話内容を録音できる「通話録音機能」や、履歴表示中に「ゲキタイボタン」を押すと拒否番号に登録される「簡単拒否番号登録」機能などが搭載されている。カラーはグレイスホワイト、リーフグリーン、サンドブラウンの3色がラインアップ。