東芝は3日、デジタル液晶ハイビジョンテレビ「REGZA」のパーソナル向けモデル「26AV550」「22AV550」を発表した。発売は、22AV550が9月15日、26AV550が11月上旬で、価格はオープン。推定市場価格は、26AV550が13万円前後で、22AV550が9万円前後。

パーソナル向けモデルながらベーシッククラスと同じ機能を備える「26AV550」

使用しているパネルは26AV550がコントラスト比3000:1のVAパネルで、22AV550がコントラスト比800:1のTNパネル。画素数は両モデルとも1366×768。映像エンジンは「新・メタブレインプロ」。いずれも、地上/BS/CS 110度デジタルチューナー×1と地上アナログチューナー×1を搭載する。

両モデルの最大の特徴となっているのが、今年4月に発表された「ZH/ZV/HR/CV」シリーズと同様の「おまかせモード」を搭載している点。同モードは、ソースの種類や部屋の明るさなどによって、自動的に画質をコントロールする機能。カレンダー機能も搭載されており、部屋の明るさが日中の明るさなのか部屋の照明によるものかも判断する。環境にあった適切な画質調整により、画面の見やすさだけでなく、映像の質感もアップさせる。

おまかせモードの搭載だけでなく、7chの同時表示が可能な「レグザ番組表ファイン」や、HDMIリンク機能のレグザリンクの採用など、パーソナル向け小型モデルではあるが、同社のベーシックモデルである「CV」シリーズとほぼ同等の内容となった。

両機種の発表により、同社のパーソナル向け小型デジタルハイビジョンテレビのラインナップは、19V型の「19A3500」「22AV550」「26AV550」の3モデルということになる。