日本ユニシスとグンゼ、順風路、健康サポートネットワークは3日、「柏の葉 カラダすっきりプロジェクト」を開始した。対象は千葉県柏市柏の葉地域の住民で、地域ぐるみによる健康づくりのモデルを目標としているとのこと。
同プロジェクトは異業種企業が連携して、地域住民の健康に取り組む手段と、それを継続してもらうための動機を効果的に提供するもの。個人が楽しみながら健康増進を図ることで、ひいては地域の医療費削減へとつなげて、地域活性化も目指すとしている。
同プロジェクトでは、本年度内に日本ユニシスが住民から選出されたモニターに複数回の3D体形測定を実施。個人の「将来体形シミュレーション」「目標体形の生成」「他者からの体形印象評価」「年代別の平均的な体形比較」など、カラダづくりや健康づくりを目に見えるようにし、健康増進の継続的動機付けとなる情報を提供する。また、測定した個々の3D体形データを元に、グンゼが開発中の健康増進を目的とした新商品「パワータイツ」(仮称)をオーダーメイドで製作し、男女100名のモニターに提供。モニターが数カ月間着用した後にデータを収集し、効果測定を行う。このほか、健康サポートネットワークが同プロジェクトの運営を支援し、同ネットワークへのシステムの提供などを順風路が行うという。