ヤマハは2日、シアター向きスピーカー「NS-210」「NS-310」シリーズを発表した。発売は9月下旬で、価格はNS-F210が1万8,375円、NS-B210が6,825円、NS-C210が7,350円、NS-SW210が2万1,000円、NS-F310が2万9,400円、NS-B310が1万4,700円、NS-C310が1万8,375円、NS-SW310が3万6,750円。

トールボーイ型のNS-F210を中心に、スタイリッシュなマルチチャンネルシステムを構築可能なNS-210シリーズ

よりワイドレンジ設計となっているNS-F310シリーズ

NS-210シリーズは、従来の同社のエントリーモデルNS-125シリーズの後継で、NS-310シリーズは、NS-225シリーズの後継となる。なお、NS-325/525シリーズは継続販売される。NS-F310/210は、236(W)×1050(H)×236(D)mm(スタンド込み)という、省スペースなトールボーイタイプのスピーカー。どちらも8cmコーン型ウーファーを2本と、NS-F210では2.2cmバランスドーム型ツイーターを、NS-F310では3cmバランスドームツイーターを搭載する。NS-B210は、105(W)×215(H)×132(D)mm、NS-B310は107(W)×200(H)×217(D)mmのコンパクトなスピーカー。8cmコーン型ユニットを2本搭載する。

NS-C310/C210はいずれもセンタースピーカー用のモデルで、NS-C210には、8cmコーン型ウーファー×2と2.2cmバランスドーム型ツイーターが、NS-C-310には6.5cmコーン型ウーファー×4と3cmソフトドーム型ツイーターが搭載される。サイズはNS-C210が、340(W)×105(H)×132(D)mm、NS-C310が440(W)×94(H)×125(D)mmとなっている。NS-SW310/210はいずれも、アンプを内蔵したサブウーファー。搭載されるアンプのパワーは、NS-SW210が出力50W(100Hz、5Ω 10% T.H.D)で、NS-SW310が出力130W(100Hz、5Ω 10% T.H.D)。これらを組み合わせることで、薄型テレビを中心とした5.1chや7.1chのシステムを省スペースかつバランスよく構築可能だ。

なお、両シリーズとも、サブウーファーを除くウーファーユニットは、専用設計のアルミコーンウーファーを採用。レスポンスのよい中低域再生を実現する。