ソニー・コンピュータエンタテインメントは2日、さらなる高画質化を図った「プレイステーション・ポータブル」の新モデル(PSP-3000)を、2008年10月16日(木)より希望小売価格19,800円にて発売すると発表した。

既報のとおり、本体カラーは、「ピアノ・ブラック」「パール・ホワイト」「ミスティック・シルバー」の基本3色にて展開。また、一層のユーザー拡大に向け、今後さらなるカラーバリエーションの発売も予定しているという。

「プレイステーション・ポータブル」(PSP-3000)のパッケージと同梱物。左からそれぞれピアノ・ブラック(PSP-3000 PB)、ミスティック・シルバー(PSP-3000 MS)、パール・ホワイト(PSP-3000 PW)

加えて、当日、東京・汐留のコンラッド東京にて行われた発表会では、「プレイステーション・ポータブル」バリューパックを日本国内向け商品として、希望小売価格24,800円にて発売するとの発表もされた。バリューパックは、本体と4GBのメモリースティック PRO デュオ(Mark2)、専用ポーチ、ハンドストラップ、クロスなどを同梱する。

発表会の壇上で新モデル(PSP-3000)を手に紹介をするソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン プレジデントのショーン レーデン氏

「プレイステーション・ポータブル」バリューパックのパッケージと同梱物

さらに新モデル(PSP-3000)にあわせて、アクセサリーをセットにした「アクセサリーパック」(希望小売価格3,800円)、本体をセットして簡単に充電や映像出力ができる「クレードル」(希望小売価格4,800円)および「クレードル&D端子ケーブル」(希望小売価格6,500円)、新モデル(PSP-3000)の色をモチーフにした「ポーチ」(希望小売価格1,800円)、より長時間の使用に対応した大容量の「バッテリーパック(2200mAh)」(希望小売価格5,500円)を、それぞれ2008年10月16日(木)に同時発売する。

「アクセサリーパック」

「クレードル&D端子ケーブル」

「ポーチ」。カラーは左からブラック、グレー

「バッテリーパック(2200mAh)」(写真上)と、本体に装着した状態(写真下)

年末の商戦期に向けては、ソフトウェアメーカー各社のタイトルと新モデル(PSP-3000)をセットにした同梱モデルを順次展開していく予定。バンダイナムコゲームスの『機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム』の同梱版を11月20日(木)に価格24,840円、ソニー・コンピュータエンタテインメントの『パタポン2 ドンチャカ♪』の同梱版を11月27日(木)に価格23,800円、スクウェア・エニックスの『DISSIDIA FINAL FANTASY(ディシディア ファイナルファンタジー)』の同梱版を12月18日(木)に価格25,890円にて、各社が発売を予定している。

『機動戦士ガンダム ガンダムVS.ガンダム』
(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・毎日放送

『パタポン2 ドンチャカ♪』
(C)Sony Computer Entertainment Inc.

『DISSIDIA FINAL FANTASY(ディシディア ファイナルファンタジー)』
(C)2008 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA

ネットワークの新サービスについての発表も行われ、新モデル(PSP-3000)の発売を機に「プレイステーション・ポータブル」向けオンラインサービスを充実。「プレイステーション・ポータブル」からPlayStation Storeに直接アクセスできるダウンロードサービスを2008年秋より開始するとした。これにより、プレイステーション 3やPCを経由せずに、ゲームコンテンツなどをダウンロードすることが可能となる。サービス開始と同時に、プレイステーション 3の人気タイトル『まいにちいっしょ』の「プレイステーション・ポータブル」版となる『まいにちいっしょ ポータブル』などのコンテンツをダウンロード提供する予定だという。

さらに「プレイステーション・ポータブル」を介して、遠方のユーザー同士でもネットワーク経由でアドホックモードの対戦協力プレイが可能となる無料オンラインサービスの導入も、2008年秋に予定。本サービスにより、カプコンの「プレイステーション・ポータブル」専用ソフトウェア『モンスターハンターポータブル2nd G』をはじめとするアドホックモード対応のタイトルで、離れたユーザー同士が協力、対戦プレイなどのコミュニケーションが楽しめるようになる。