日本電気は2日、個人向けノートPC「LaVie」の2008年秋冬モデルとして、フラッグシップモデルの16型ワイドWXGA(1,366×768)スーパーシャインビューEX2液晶搭載プレミアムノートPC「LaVie C」を発表した。価格はオープンだが、店頭想定価格は上位モデルの「LC950/RG」が25万円、ベーシックモデルの「LC900/RG」が19万5,000円。いずれも9月上旬に発売される予定だ。
Centrino 2プロセッサー・テクノロジーを搭載したLaVie Cは、Blu-ray DiscやDVD、音楽、動画・画像編集といったマルチメディア用途を重視するユーザーをターゲットとしたプレミアムモデル。液晶テレビと同じアスペクト比16:9、色再現範囲72%の16型ワイドサイズの液晶パネルと前モデルから約2倍のグラフィックパフォーマンスの向上を果たした外付けグラフィックチップ、NVIDIA GeForce 9600M GSを採用する。また、専用チップを搭載することで、WinDVDやWindows Media Player、Windows Media Centerといった特定のソフトウェア実行時に赤や緑といった特定の色を調整していろ再現性を向上させ、黒と白のコントラストを伸張して深みのある画質を実現する「彩りプラス」機能を備えるのが特徴だ。なお、彩りプラス機能は対象となるソフトウェアごとに機能のON/OFFを選択できる。さらに、高音質化エフェクト「MaxxAudio」をあらたに搭載し、音質も向上させている。
仕様は光学ドライブ以外は共通で、CPUがCore 2 Duo P8400(2.26GHz)、チップセットがモバイル Intel PM45 Express、メモリが2GB PC2-6400 DDR2 SDRAM(2GB×1、最大4GB)。グラフィックスチップはNVIDIA GeForce 9600M GSが搭載されている。ストレージは250GB容量のSATA HDD、光学ドライブはLC950/RGがBlu-ray Discドライブ、LC900/RGが2層書込対応DVDスーパーマルチドライブ。その他の機能は、IEEE802.11a/b/g/n draft対応無線LAN、ギガビットLAN、198万画素Webカメラ、HDMI出力端子、トリプルメモリースロット、FeliCaポート、IEEE1394など。Windows Vista Home PremiumとMicrosoft Office Personal 2007がプリインストールされている。
本体サイズは384(W)×279(D)×44.2〜47.2(H)mm、重量は約3.4kg。バッテリ駆動時間は約1.2時間。