NTTドコモは1日より、国際ローミングサービス「WORLD WING」の通話料区分の変更を行うと発表した。

これまでNTTドコモでは、WORLD WING利用者が海外で通話を受ける場合、日本国内からの国際転送料金と着信自体にかかる通話料金が発生していたが、今後は両者を通話料金に一本化。請求も一本化される。同時に、ベラルーシ、ロシア、チュニジアにおける一部事業者を通じた通話料を値下げする。

利用停止目安額も変更された。これまでWORLD WINGの利用停止目安額には、日本国内からの国際転送料金が含まれていなかったが、料金の一本化にともない、通話料金全体が利用停止目安額に含まれるようになる。

また、請求書、料金明細内訳書などの一部表記を変更する。これまで、発着信分の合計金額と国際転送通話料の合計金額となっていたが、発信分および着信分の合計金額に変更される。

(左下健/K-MAX)