シャープは1日、加湿空気清浄機「KC-W80」「KC-W65」「KC-W45」を発表した。発売は9月5日で価格はオープン。市場価格は、KC-W80が7万5,000円前後、KC-W65が5万5,000円前後、KC-W45が4万5,000円前後と予想される。

高濃度のイオンを発生するプラズマクラスターイオン発生デバイスを搭載した加湿空気清浄機「KC-W80」「KC-W65」「KC-W45」

KC-W80/65/45は、同時発表されたプラズマクラスターイオン発生機「IG-A100」と同様に高濃度プラズマクラスター発生デバイスを搭載した加湿空気清浄機。加湿方式は3モデルとも気化式となっている。

同社の空気清浄機/加湿空気清浄機では、従来モデルにも除菌イオンユニットが搭載されており、プラズマクラスターイオンによる消臭/空気中のアレル物質などの抑制と、空気清浄機によるハウスダストや花粉などの除去、そして加湿機能が組み合わされていた。プラズマクラスターイオンは、高濃度化することで、脱臭効果などがアップするという。新モデルでは、イオン発生の部分が、従来の除菌イオン発生ユニットからプラズマクラスターイオン発生デバイスへと強化されている。

空気清浄機では重要なポイントとなる風量もアップしている。KC-W80は、最大風量8.0m3/分の大風量モデル。8畳の広さの空間を約8分で清浄することが可能で、適用床面積は36畳まで。KC-W65は最大風量6.5m3/分で、8畳の広さを約10分で清浄。適用床面積は30畳まで。KC-W45は最大風量4.5m3/分で8畳の広さを約13分で清浄。適用床面積は21畳までとなっている。

3モデルとも、前面から吸気し、上方斜め20°に吹き出すことで部屋の中を効率的に吸塵するとともに、プラズマクラスターイオンを行き渡らせる。

搭載されているフィルターは、3モデルとも10年間交換不要のHEPAフィルター。また、脱臭フィルターは洗うことで効果が回復するタイプを採用する。

最大加湿量は、KC-W80が760mL/h、KC-W65が600mL/h、KC-W45が450mL/hとなっている。水タンクの容量は、それぞれ、約4.3L/約4.0/L約3.0L。