アメリカン航空は、8月30日に東京都台東区で行われる「第28回浅草サンバカーニバル」に、外資系企業として初めて出場することを発表した。

同社が出場するのは、浅草サンバカーニバルの「テーマ・サンバ・リーグ」(企業チーム)部門。今回の出場は、2008年が日本人がブラジル移住した100周年にあたる「日本ブラジル交流年」として重要な年であることに加え、ブラジルを南米の最も重要なマーケットのひとつと位置づけている同社の、アメリカ国内外におけるブラジル・コミュニティへのコミットメントの一環として参加するという。

カーニバルの当日は、アメリカン航空の機体をモチーフにしたフロート(装飾車両)とともに、日本支社の社員および関係者約50人が、出発時点である馬道通りを13時30分にスタートし、オフィシャル・テーマソングのリズムに乗り、沿道の観客にサンバを披露する。また、機体フロートには、同カーニバルのマスコットガール「ミス・ニッケイ(日系)センテナリオ2008」に選出されたクラウディア・ユリ・アンドウさんが搭乗し、カーニバルを盛り上げる。

浅草サンバカーニバルは、浅草に新しい祭りのイメージを取り入れようと、1981年に開始。今年で28回目を迎え、観衆は50万人にも上る浅草の大イベントだ。第28回のパレードコンテスト企業チーム部門には、同社を含む3チーム、約350人が出場する。