松下電器産業は26日、プラズマテレビ「新・ヒューマンビエラ PZR900シリーズ」シリーズ3機種と、同じく「新・ヒューマンビエラ PZ800シリーズ」3機種のプラズマテレビを発表した。価格はすべてオープン。
1TBの内蔵HDDにデジタルハイビジョン放送を録画でき、ネットへの対応も強化されたPZR900シリーズ |
同社では、今年4月に50V/46V/42V型のPZ800シリーズを発売しており、今回発表したPZ800のラインナップは、旧シリーズのまま残されていたモデルを更新するもの。「TH-103PZ800」は「TH-103PZ600」の後継モデル。他のモデルがPZ600→PZ700→PZ800と進歩していく中で、唯一PZ600のまま残されていたのだが、これで他サイズのモデルに追いついたことになる。「TH-65PZ800」と「TH-58PZ800」も「PZ750SK」からのモデルチェンジとなる。
PZ800シリーズは、30000:1の高コントラストと、デジタルシネマの色域をほぼカバーする「広色域プラズマパネル」に、最大18bit処理の映像エンジンを組み合わせた、同社のハイグレードモデル。さらに、パナソニックハリウッド研究所でのノウハウから開発された「ハリウッドカラーリマスター」も搭載、色圧縮されているDVDやブルーレイソフト映像だけでなくTV映像も広色域化する。
PZR900シリーズは、PZ800シリーズの高画質に、内蔵HDDによる録画機能と、ネットへの対応をプラスしたモデル。内蔵HDDは1TBの大容量で、BSデジタル放送では最大86時間、地上デジタル放送ならば最大121時間のフルハイビジョン録画が可能だ。なお、録画はDRモード(MPEG-2 TS記録)のみとなっており、MPEG-4 AVC/H.264などには対応していない(MPEG-4 AVC/H.264の再生には対応。SDメモリーカードスロットも装備されており、同社のSDカードムービーで撮影したフルハイビジョン映像などを再生できる)。なお、i.Link端子を装備しており、録画した番組をレコーダーにコピー/ムーブすることもできる(ダビング10対応)。
ネットワーク機能は、全画面表示の「アクトビラ・ビデオ・フル」と番組情報やさまざまなトピックスが提供される「アクトビラベーシック」が利用可能なうえ、新たに「YouTube」へも対応した。
型名 | サイズ | 発売日 | 推定市場価格 |
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TH-50PZR900 | 50V型 | 9月10日 | 54万円前後 |
TH-46PZR900 | 46V型 | 48万円前後 | |
TH-42PZR900 | 42V型 | 9月20日 | 42万円前後 |
TH-103PZ800 | 103V型 | 8月26日より受注開始 | 560万円前後 |
TH-65PZ800 | 65V型 | 9月10日 | 85万円 |
TH-58PZ800 | 58V型 | 60万円前後 |