「第3回境港妖怪検定」チラシ

境港商工会議所と境港市観光協会は、10月26日に実施する「第3回境港妖怪検定」の受験申し込み受付を9月1日より開始する。「妖怪検定」は妖怪に対する理解度をはかるもので、合格すると「妖怪博士」に認定される。

境港は妖怪の権威である漫画家・水木しげる氏の出身地であり、水木しげる記念館や妖怪の像が立ち並ぶ「水木しげるロード」を設けるなど、妖怪で町おこしに取り組んでいることで知られる。妖怪検定もその一環だ。

検定では初級と中級が設けられ、いずれも妖怪の名前・特徴・説明などに関する約50問が出題される。制限時間は60分。選択式や○×式、記述式と出題方法はさまざま。100点満点中70点以上の正解で合格となる。受検において学歴・年齢・性別・国籍等は一切問わないが、検定当日に境港市内の受験会場で受験できることが条件。公式テキストとして「水木しげるロードの妖怪たち3」(初級・中級共通)および「図説 日本妖怪大全」(中級)が指定されている。

主催者は「妖怪を知ることは、日本の風土や文化を再確認するということ。あなたもぜひ『境港妖怪博士』として、妖怪の持つ楽しさや妖怪が教えてくれる日本の良さを伝えてください」と全国の妖怪マニアに受験を呼びかけている。9月1日以降、境港妖怪検定サイトから申し込める。申込期間は9月30日まで。