米NVIDIAは8月25日(現地時間)、GPU向けのC言語プログラム開発環境「CUDA」の最新版2.0をリリースした。Windows Vista/ Windows XP (32bit/ 64bit)、Linux (32bit/ 64bit)、Mac OS X (10.5.2以上)などのOSに対応。最新のドライバ、CUDA Toolkit、CUDA SDKコードサンプルなどをCUDA Zoneからダウンロード入手できる。
CUDAは、GPUの並列処理性能の高さを複雑な演算に活用するためのプログラミング環境。デジタルコンテンツ製作、科学研究、医療、地下資源探索、金融など幅広い分野で、GPUを汎用計算処理に利用する「GPGPU」の採用が進んでいる。GeForce 8、9、GTX 200シリーズなどがCUDAをサポートしており、NVIDIAによるとすでに8000万以上のCUDA対応GPUが出荷されている。