シグマは、ニコンのデジタル一眼レフカメラ用レンズ「18-50mm F3.5-5.6 DC」、「55-200mm F4-5.6 DC」のモーター内蔵タイプを発売する。価格は18-50mmが2万円(税別)、55-200mmが2万5000円(税別)。発売日は18-50mmが8月29日、55-200mmが9月となっている。
「18-50mm F3.5-5.6 DC」「55-200mm F4-5.6 DC」は、2003年11月に発売したAPS-Cのデジタル一眼レフカメラ専用ズームレンズ。小型・軽量ボディによる機動力や、高いコストパフォーマンスにより人気を得ている。
同レンズのニコン用は、従来「18-50mm F3.5-5.6 DC HSM」「55-200mm F4-5.6 DC HSM」というHSM(超音波モーター)搭載レンズが発売されていたが、今回のモデルチェンジでDCモーターに置き換わり、「HSM」の名が外された。ボディサイズやレンズ構成、価格などは従来どおり。
HSMレンズ、今回のレンズともにモーターを内蔵しており、「D60」「D40x」など、ボディ側にAF用モーターを持たないニコン製カメラでもオートフォーカスが使用できる。また、今回のモデルチェンジにより、「18-50 mm F3.5-5.6 DC HSM ニコン用」、「55-200 mm F4-5.6 DC HSM ニコン用」の生産は終了となる。