東芝は、より高速なグラフィック性能を求めるユーザーに向けたノートPCの新シリーズ「dynabook Qosmio GX」のモデルとして、18.4型ワイドHD+(1,680×945)クリアスーパービューView液晶を搭載した「GX/79G」を発表した。予想実売価格は23万円台半ば。9月上旬に発売が予定されている。
GX/79Gは、18.4型ワイドの大画面に、第2世代「ドルビーサウンドルーム」、高音質化技術「MaxxAudio」を搭載。さらに、顔照合ログオン可能な133万画素Webカメラを装備する。
また、万一PCが起動しなくなっても、Windowsを立ち上げることなく、HDDに保存したデータをUSBメモリなどに書き出せる「東芝ファイルレスキュー」や、自動でアプリケーションのアップデートをしてくれる「東芝サービスステーション」などのソフトを搭載している。
仕様は、CPUがCore 2 Duo P8400(2.26GHz)、チップセットがモバイルIntel PM45 Express、メモリが2GB(1GB×2、最大4GB)という組み合わせ。グラフィックス機能はNVIDIA GeForce 9600M GTが搭載されている。ストレージは250GB容量の5,400回転SATA HDD。光学ドライブは2層書き込み対応DVDスーパーマルチドライブ。SD/SDHCカード、xD-ピクチャーカード、MMC、メモリースティックなどに対応したカードスロットを搭載する。その他の機能は、IEEE802.11b/g/n draft対応無線LAN、ギガビットLAN、USB 2.0×4(1個はeSATAと共有)、IEEE1394、HDMIなど。セキュリティ機能としてBIOSパスワード、HDDパスワード、インスタントセキュリティ、セキュリティロック・スロットなどを備える。
OSはWindows Vista Home Premium with SP1。また、Office Personal 2007 SP1がプリインストールされている。
本体サイズは452.3(W)×311(D)×38.2~48.3(H)mm、重量は約4.6kg。バッテリ駆動時間は約4時間。USB接続の横スクロール機能付き光学式マウスが付属する。
(井上達矢 / デジタル・コンテンツ・パブリッシング)