東芝は、15.4型ワイドWXGA(1,280×800)クリアスーパービュー液晶を搭載したノートPC「dynabook PX」シリーズ2モデル「PX/62G」「PX/51G」を発表した。予想実売価格は、PX/51Gが12万円台半ば、PX/62Gが15万円台半ば。8月下旬に発売が予定されている。
dynabookシリーズ秋冬モデルでは、万一PCが起動しなくなっても、Windowsを立ち上げることなく、HDDに保存したデータをUSBメモリなどに書き出せる「東芝ファイルレスキュー」や、自動でアプリケーションのアップデートをしてくれる「東芝サービスステーション」などのソフトを新たに搭載している。
「dynabook PX/62G」
PX/62Gの仕様は、CPUがCore 2 Duo T8100(2.10GHz) 、チップセットがモバイルIntel GM965 Express、メモリは2GB PC2-5300 DDR2 SDRAM(1GB×2、最大4GB)という組み合わせ。バッテリ駆動時間は約1.3時間。
「dynabook PX/51G」
PX/51Gは、CPUがCeleron 560(2.13GHz)、チップセットがモバイルIntel GL960 Express、メモリは1GB PC2-5300 DDR2 SDRAM(512MB×2、2GB、PC2-4200仕様で動作)の構成。バッテリ駆動時間は約0.9時間。
共通仕様
全モデル共通の仕様は、ストレージが160GB容量のSATA HDD。グラフィックス機能はチップセット内蔵のIntel GMA X3100を利用する。光学ドライブは2層書き込み対応DVDスーパーマルチドライブ。SD/SDHCカード、xD-ピクチャーカード、MMC、メモリースティックなどに対応したカードスロットを搭載。その他の機能は、IEEE802.11b/g対応無線LAN、100BASE-TX/10BASE-T有線LAN、USB 2.0×3、PCカードスロット(Type II)など。
OSはWindows Vista Home Premium with SP1。また、Office Personal 2007 SP1がプリインストールされている。
本体サイズは362(W)×267(D)×33~37.7(H)mm、重量は約2.5kg。
(井上達矢 / デジタル・コンテンツ・パブリッシング)