オーディオテクニカは21日、テレビやレコーダーなど、複数の機器の操作に対応したリモコン「ATV-563DL」「ATV-562D」「ATV-561D 」を発表した。発売は9月12日を予定しており、価格は、ATV-563DLが3,675円、ATV-562Dが3,150円、ATV-561D が2940円。
プリセットリモコンとしてだけでなく学習リモコンとしても使用可能な「ATV-563DL」(左)と基本操作のみに絞った簡単リモコン「ATV-561D」(右) |
ATV-562Dは、AV機器の赤外線リモコンのコードがプリセットされた多機能リモコン。テレビ1台のほかに(もちろんデジタル放送に対応)、レコーダーやチューナーなど2台の機器の操作が可能だ。国内主要メーカーの機器の基本操作が可能だが、基本操作とはいっても、「データ放送」ボタンや「番組表」ボタンなども用意されているので、日常的な使用ならば困ることはないだろう。
ATV-561Dは、ATV-562Dと同様に、機器のリモコンコードがプリセットされたリモコンだが、さらに機能を絞った簡単リモコンとなっている。また、ATV-562Dとは異なり、DVD/HDDレコーダーには対応しておらず、テレビのほかには、ケーブルテレビ用のSTB、デジタルチューナー、ビデオデッキ、DVDプレーヤーのなかから2台を操作可能だ。
ATV-563DLは、プリセットリモコンに学習リモコンの機能をプラスしたモデル。プリセットリモコンとしては、テレビのほかに最大3台の機器を操作可能だ。そのうえ、レコーダーやチューナーに限らず、双方向に通信を行う機能などを使用していないリモコンならば、学習や操作が可能なので、テーブルの上のリモコンの数を大幅に減らすことが可能になるだろう。
また、学習リモコンでは、学習の際にリモコンの発光部と学習リモコンの受光部とを向かい合わせに設置する必要がある。一般的な学習リモコンでは、受光部もリモコンの先端に設置されているため、どちらかのリモコンのボタンや表示が逆向きになってしまい操作しづらくなる。ところがこのATV-563DLでは、受光部をリモコン先端のコーナーに設置。記憶させたいリモコンを180°回転させるのではなく90°回転させた状態で操作が可能になる。