北京オリンピックの選手村には、「i.Lounge(アイ・ラウンジ)」と呼ばれるインターネット・ラウンジが6カ所用意されている。これは、レノボによって提供された施設だ。
i.Loungeには260台のコンピュータが用意されており、オリンピック選手やその関係者たちが、ネット・サーフィンやブログ公開、また友人や家族とビデオ・チャットやメールのやりとりなどができるようになっている。オリンピック開催中の現在、毎日平均400人以上の報道関係者、3000人以上の選手がi.Loungeを利用している。
i.Loungeは北京の選手村内に4カ所設置されているほか、青島や香港の選手村にもそれぞれ1カ所ずつ設置され、毎日午前8時から深夜まで運営されている。施設には専任のエンジニアが配備され、オリンピック選手達の利用を手助けしている。北京オリンピック終了後も、9月6日から17日まで開催されるパラリンピック用の施設として継続運営される予定。
レノボは、北京オリンピックと聖火リレーのワールドワイド・パートナーであり、2008年北京オリンピックの運営を管理するためのコンピュータ機器を3万台以上提供している。
(井上達矢 / デジタル・コンテンツ・パブリッシング)