レノボは18日、同社が18日までに完了したすべてのオリンピック競技で、エラーのない完璧なサポートを提供しており、競技のスコアや結果を迅速に処理して世界中のメディアやファンへの提供に役立っていると発表した。
8月の北京の天候は湿度が高く、コンピュータ機器の耐湿性確保が課題だったが、レノボのコンピュータとプリンターはそのような問題に対応できるように設計されており、何の障害もなく稼動した。
ITシステムにとってこれまでに最も過酷な日は8月12日で、この日は19の競技と競技以外の数百のアプリケーションを稼動させるため2万1,000台以上のコンピュータ機器が使用された。
最も多くのコンピュータ機器が使用された会場は、725台が使用された国家体育場(鳥の巣)で、487台が使用された国家水泳センター(ウォーターキューブ)がこれに続く。
世界中から集まった実況放送チームが現在、タッチスクリーン、フラットパネル、ディスプレイなどのレノボのコンピュータ機器を用いて、選手の経歴、ニュース、および統計データなどを含むコメンテイター情報システムにアクセスしている。
(井上達矢 / デジタル・コンテンツ・パブリッシング)