富士通は20日、テレビとつなげて楽しむエンターテイメント・リビングPC「FMV-TEO」シリーズに秋冬モデルとして「TEO/B90D」「TEO/B70D」の2モデルを発表した。価格はオープンだが、予想実売価格は「TEO/B90D」が20万円前後、「TEO/B70D」が15万円前後。
TEO/B90D、TEO/B70Dともに地上デジタル・BSデジタル・110度CSデジタル放送のデジタル3波TVチューナーを搭載。デジタル放送録画の新ルール「ダビング10」に出荷時より標準対応する。また、デジタル放送を同時に2番組まで録画できるダブル録画にも対応。自動的に画面ぴったりの表示設定となる「オートジャストスキャン機能」や、ワンクリックで画面を拡大表示できる「らくらくズーム」ボタンなど便利な機能を搭載。さらに、多彩な光と動きでステータスを知らせるイルミネーションLEDを搭載している。
「TEO/B90D」
TEO/B90Dの仕様は、ストレージが750GB容量の7,200回転SATA HDD。光学ドライブはスロットイン式のBlu-ray Discドライブ。
「TEO/B70D」
TEO/B70Dの仕様は、ストレージが500GB容量の7,200回転SATA HDD。光学ドライブはスロットイン式の2層書き込み対応DVDスーパーマルチドライブ。
共通仕様
共通仕様は、CPUがAMD Turion X2 RM-70(2GHz)、チップセットがAMD M780G、メモリが2GB PC2-5300 DDR2 SDRAM(1GB×2、最大4GB)という組み合わせ。グラフィック機能はATI Radeon HD 3200を利用する。オーディオ機能としては、チップセット内蔵+High Definition Audioコーデック。
SD/SDHCカード、メモリースティックに対応したメモリーカードスロットを搭載。USB 2.0ポートは前面に2個、背面に4個の合計6個。その他の機能は、IEEE802.11b/g対応無線LAN、ギガビットLAN、IEEE1394など。
OSはWindows Vista Home Premium with SP1がプリインストールされている。
本体サイズは340(W)×357.5(D)×75(H)mm、重量は約6.6kg。
(井上達矢 / デジタル・コンテンツ・パブリッシング)