エーエム・ピーエム・ジャパンは19日、新商品試食会と開催し、アンチエイジング研究で有名な順天堂大学大学院医学研究科加齢制御医学講座教授の白澤卓二氏監修商品8品を「am/pm」店舗にて発売すると発表した。商品コンセプトは「おいしく食べて、美しく。」で、9月30日から3カ月にわたって順次発売される。
商品名 | 価格 | 発売日 | 販売エリア |
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「秋の味覚幕の内膳」 | 530円 | 9月30日 | 全国 |
「とろとろ海老豆腐スープ」 | 365円 | ||
「彩り野菜とつくねの和風スープ(柚子胡椒つき)」 | 368円 | 10月7日(関西・九州は10月14日) | |
「グリルチキンのヘルシー弁当」 | 490円 | 10月28日 | |
「湯葉と豚しゃぶの豆乳スープ」 | 378円 | 10月28日(関西・九州は11月4日) | |
「野菜とチキンのトマトクリームスープ」 | 385円 | 11月11日 | 関東・関西 |
「豚しゃぶと豆腐ハンバーグのヘルシー弁当」 | 545円 | 11月25日 | 全国 |
「厚揚げと海藻の雑穀入り和風スープ」 | 338円 | 11月25日(関西・九州は12月9日) |
白澤卓二教授 |
新商品開発のポイントは、「若々しい毎日のための食材選び」「続けたくなる美味しさ」「カロリー控えめ」の3つ。白澤教授が推薦するアンチエイジングのための3つの栄養素「フィトケミカル(病気を予防する働きがあるとされる植物化学物質)」「食物繊維」「良質なたんぱく質」を含む食材を使用して、弁当3品、スープ5品を開発した。メインターゲットは20~40代の女性という。また、ポリフェノール(フィトケミカルの一種)や食物繊維を豊富に含む穀物を使用したオリジナル雑穀ブレンド「きれいに九穀米」を開発し、弁当3品・スープ1品に使用している。
なお、白澤教授はアンチエイジングサイエンス取締役CSO(最高科学責任者)。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学、アルツハイマー病の分子生理学、アスリート遺伝子の研究、アンチエイジングクッキングである。
エーエム・ピーエム・ジャパンでは、近年の健康志向の高まりに対応するため「カラダにキブンにイイコトクラブ」を2007年4月に発足した。そしてこれまでに、医師や料理研究家の協力を得ておいしさと健康を追求した商品を「専門家の太鼓判メニュー」として商品化してきている。今回の新商品開発もその一環である。
エーエム・ピーエム・ジャパン専務執行役員・大川典昭氏 |
「カラダにキブンにイイコトクラブ」の商品は、他の商品に比べて1.2倍の売れ行きを誇るという。試食会で同社専務執行役員の大川典昭氏は、「トライアル率やリピート率が高く、発売開始から3~4週目に入っても販売数が落ち込みにくい」と説明した。今回の新商品も通常商品の1.2倍の売上を目標にしているとのこと。
白澤教授は、「5年後、10年後の病気を今から食事で予防するという食のスタイルが求められてきている。今回発表の商品は9月30日以降、次々と投入されていくので、次に何が登場するのか楽しみながら食べていたたきたい」と語った。
同社では、今後もアンチエイジングをテーマにしたおにぎりやサラダを開発していく予定とのこと。食と病気の関係性を重視した商品開発が、今後も活発になっていくようだ。