富士通は20日、12.1型ワイド液晶(WXGA、1,280×800)搭載のモバイルノートPC「FMV-BIBLO LOOX R」シリーズに低電圧版プラットフォーム「Montevina-SFF」を採用した「FMV-BIBLO LOOX R/B70」「FMV-BIBLO LOOX R/B50」を発表した。販売は22日からを予定。価格はオープンだが、予想実売価格は「FMV-BIBLO LOOX R/B70」が26万円台半ば、「FMV-BIBLO LOOX R/B50」が24万円台半ば。
LOOX Rシリーズは、前面加圧約200kgf、一転加圧約35kgfを実現した高い堅牢性が特徴のモデル。また、衝撃からデータを保護する「HDDプロテクション」を採用している。全モデルにOffice Personal 2007 with PowerPoint 2007(SP1)、全14種の豊富な辞書ソフトをプリインストールするほか、指紋センサーを標準搭載している。
「FMV-BIBLO LOOX R/B70」
FMV-BIBLO LOOX R/B70は、IEEE802.11a/b/g/n draft対応無線LAN、Bluetooth Ver2.1+EDR準拠を搭載。OSはWindows Vista Business with SP1(Windows XP Professionalダウングレード権含む)がプリインストールされている。バッテリ駆動時間は約10.6時間。
「FMV-BIBLO LOOX R/B50」
FMV-BIBLO LOOX R/B50は、IEEE802.11b/g/n draft対応無線LANを搭載。OSはWindows Vista Home Premium with SP1がプリインストールされている。バッテリ駆動時間は約11時間。
共通仕様
全モデル共通の仕様は、CPUがCore 2 Duo 超低電圧版 SU9300(1.20GHz)、チップセットがモバイルIntel GS45 Express、メモリが2GB PC3-6400 DDR3 SDRAM(1GB×2、最大4GB)という組み合わせ。ストレージが250GBのSATA HDD。光学ドライブは2層書き込み対応DVDスーパーマルチドライブ。その他の機能は、ギガビットLAN、USB 2.0×3、メモリーカードスロット、IEEE1394など。
本体サイズは274~280(W)×207(D)×27.3~37.4(H)mm、重量は約1.3kg(バッテリパック搭載時)。
(井上達矢 / デジタル・コンテンツ・パブリッシング)