メルセデス・ベンツ日本は、多目的コンパクトカー「メルセデス・ベンツ Bクラス」を一部改良し発売を開始した。価格は「B 170」が299万円、「B 200」が370万円、「B 200 ターボ」が420万円。全モデルともステアリング位置は右となる。
「メルセデス・ベンツ Bクラス」は、1.7~2.0L(リッター)の直列4気筒エンジンを搭載した、コンパクトカー。今回の改良では、内外装を一部改良して、フロントグリルやエアインテークなどのデザインを一新した。またインテリア素材やシートのデザインと素材も変更している。エンジンは制御システムの最適化により、燃費を従来のモデルより約7%向上させた。なお、Bクラスは全モデルとも平成17年排出ガス基準50%低減レベル認定を取得。さらにB170は平成22年度燃費基準+5%を達成している。
装備で面は、6.5インチワイドディスプレイと、Bluetooth携帯電話ハンズフリー機能、ラジオやCD/DVDビデオなどに対応するオーディオビジュアルシステムを採用した。さらに、40GBの専用設計HDDナビゲーションシステムをオプションとして設定している(11万5,500円※工賃別)。安全面では、従来モデルを踏襲し独自のボディ構造「サンドイッチコンセプト」や、コーナリング時の横滑り防止など危険回避性能を高めるエレクトロニック・スタビリティ・プログラム(ESP)、急ブレーキ時にブレーキライトが点滅し後続車に緊急性を伝えて追突事故の可能性を低減する「アダプティブブレーキライト」を採用した。