フォルクスワーゲン グループ ジャパンは19日、「ゴルフ ヴァリアント (Golf Variant)」にエントリーグレードとして「TSI トレンドライン (TSI Trendline)」を設定し、22日より発売すると発表した。価格は259万円。
ゴルフ ヴァリアントは、昨年9月に発売以来、TSIエンジンとDSG(Direct-Shift Gearbox:デュアルクラッチトランスミッション)、低燃費と優れた居住性で、ゴルフやポロに次ぐ、日本の主力モデルとして位置づけられている。
今回導入される「ゴルフ ヴァリアントTSI トレンドライン」は、7月に発売した「ゴルフTSIトレンドライン」と同じ1.4L(リッター)TSIエンジンを搭載したもの。高効率ターボチャージャーエンジンと新しい「7速DSG」を組み合わせることで、ワゴンタイプのゴルフとして過去最高の15.2km/L(10・15モード燃費)の低燃費を達成しているという。
また「ゴルフ ヴァリアントTSI トレンドライン」は、エントリーグレードながらESP(横滑り防止装置)や8つのエアバッグなどの安全装備と、セミオートエアコン、新世代オーディオなどを採用。電動パノラマ スライディングルーフ(14万7,000円)もオプションで用意される。タイヤはヴァリアントの特性を考慮し、同エンジン搭載のゴルフより幅広なタイヤサイズ(205/55R16)を採用した。