日本電気は、15.4型ワイド液晶を搭載したノートPC「LaVie L」を一新。アドバンスタイプ「LL750/RG」、スタンダードタイプ「LL570/RG」「LL550/RG」「LL550/RG6P」「LL550/RG6B」「LL370/RG」の6モデルを発表。プレス向け公開を行った。
エントリーモデル「LL370/RG」は、従来のシングルコアCPUからデュアルコアの「AMD Athlon X2」に強化。メモリーも従来比2倍の2GBとすることで、Windows Vistaも快適に操作できる。
スタンダードタイプ「LL550/RG」「LL550/RG6P」「LL550/RG6B」は新デザインを採用。「Neutral(ニュートラル)+soft(ソフト)」をコンセプトに、さまざまな空間に調和するデザインとなっている。また、ホワイト、ピンク、ブラックと3つのカラーバリエーションを用意。天板と底面はホワイトをベースカラーにしながら、液晶とキーボード周りに対してソフトな3種類のカラーリングを施しており、液晶を開けたときと閉じたときで異なる印象となっている。さらに、大画面テレビなどと簡単に接続できるHDMI端子を装備。PCに保存した映像や写真をテレビに映し出せる。
アドバンストタイプ「LL750/RG」も新デザインを採用、本体色にホワイトからシルバーへと滑らかに色が変化するグラデーションを採用することで、高級感を演出している。また、HDD容量を従来の1.5倍となる約250GBを搭載。デジタルカメラで撮影した高画質な画像を、余裕を持って保存できる。Blu-rayディスクが再生可能なドライブを内蔵したことで、市販Blu-rayディスクソフトの高画質映像を、本体の液晶ディスプレイや大画面テレビでも楽しめるようになっている。
このほか、全モデルでIEEE802.11a/b/g対応、LL370/RGを除きIEEE802.11n Draft 2.0もサポート。幅広い通信環境に対応できる。USBマウスは新たにレーザー方式を標準添付(LL370/RGを除く)。光学式に比較して読み取り精度を向上させている。USBポートは、左右側面と背面に装備。周辺機器を接続しやすいだけでなく、パワーオフUSB充電機能に対応したUSBポートを左側面に備えることで、PCの電源OFF時にも携帯型ミュージックプレイヤーなどに充電できるようになっている。
ワンタッチで消費電力モードが切り替えられる「ECOボタン」を搭載。パフォーマンス優先の「高性能モード」と、節電優先の「省電力モード」を簡単に変更できる。
Web直販サイト「NEC Direct」モデル
Web直販サイト「NEC Direct」では、カスタマイズが可能な「LaVie G タイプL スタンダード(s)」「LaVie G タイプL アドバンスト」を用意。新デザインのLaVie G タイプL スタンダード(s)では、3色のカラーバリエーションから好きな筐体色を選べるようになっている。LaVie G タイプL アドバンストは、ホワイトからシルバーに色味が変化するグラデーションカラーを採用している。
LaVie G タイプL スタンダード(s)は、CPUとしてはSempron SI-40 (2GHz)、Athlon X2 QL-60 (1.90GHz)、Turion X2 RM-70 (2GHz)を選択可能。また、WXGA(1,280×800)表示可能な15.4型ワイド液晶ディスプレイ用として、3種類の液晶パネル(スーパーシャインビュー液晶/EX液晶/EX2液晶)が用意されている。
メモリは1/2/3GB/4GB、HDDは80/160/160GB(高速7200回転/分)/250GB、ドライブはマルチプレードライブ(CD-R/RW with DVD-ROM)/DVDスーパーマルチドライブ(2層書込み対応)/BD-ROMドライブ(DVDスーパーマルチドライブ機能付き)が選択できる。8月19日受注開始で価格は11万5,733円から。
LaVie G タイプL アドバンスト」は、CPUとしてCeleron 550(2GHz)、Core 2 Duo T8100(2.10GHz) / T8300(2.40GHz)から選択可能。
WXGA(1,280×800)表示可能な15.4型ワイド液晶ディスプレイ用として、3種類の液晶パネル(スーパーシャインビュー液晶/EX液晶/EX2液晶)を用意。スーパーシャインビューEX3液晶の場合は、WXGA+(1,440×900)表示が可能となる。そのほか、インテル ターボ・メモリー(1GB)なども用意されている。