ツクモ、ゲームPC向けの新ブランド「G-GEAR」を発表

九十九電機は19日、同社プライベートブランドPC「eX.computer」のゲーマー向けハイエンドPCシリーズ「ゲーマーズモデル」のブランド名を、「G-GEAR」に変更することを発表した。さらに、同ブランドの最上位モデルとして「G-GEAR ZERO」を発表。価格はAMD Phenom X4 9750(2.4GHz)を搭載した「G-GEAR ZERO AMDモデル(GB30A-08ZA1Q/ZR2)」が19万9,800円、Core 2 Quad Q9650(3GHz)搭載の「G-GEAR ZERO インテルモデル(GB30J-08ZN1Q/ZR1)」が29万9,800円から。同日より販売を開始する。

新ブランド「G-GEAR」は、高いグラフィックス機能や安定性を追及したPCゲーマー向けのBTOモデル。さまざまなパーツの組み合わせによる動作検証を行なうことで、高い信頼性を保証している。ラインナップには、旧ブランドから名称が変更された「G-GEARゲーム推奨モデル」と「G-GEARレギュラーモデル」、そして今回新たに加えられた「G-GEAR ZERO」の3種類が用意されている。

「G-GEAR ZERO」は同ブランドのフラグシップシリーズで、今回追加されたのは「GB30A-08ZA1Q/ZR2」と「GB30J-08ZN1Q/ZR1」の2モデル。共通の仕様として、メモリが4GB PC6400 DDR2-SDRAM (2GB×2)、ストレージに300GBのSATAII 10,000rpm HDD、光学ドライブにはBD-R/RE読込対応のDVDスーパーマルチドライブが搭載されている。また、OSはWindows Vista Home Premium SP1で、本体のサイズは206(W)×493(D)×468(H)mm。キーボードやマウス、スピーカー等は別売だ。

「G-GEAR ZERO AMDモデル(GB30A-08ZA1Q/ZR2)」

GB30A-08ZA1Q/ZR2は、CPUにAMD Phenom X4 9750(2.40GHz)を採用したモデル。チップセットはAMD 780G＋SB700で、グラフィックスボードにはATI Radeon HD 4870 (512MB)が搭載されている。メモリの最大容量8GBで、出荷時の空きスロット数は2基。価格は19万9,800円から。

「G-GEAR ZERO インテルモデル(GB30J-08ZN1Q/ZR1)」

GB30J-08ZN1Q/ZR1は、CPUにCore 2 Quad Q9650(3GHz)、チップセットにIntel P45 Express＋ICH10Rを採用したモデル。グラフィックスボードにはNVIDIA GeForce GTX 280(1GB)を搭載し、メモリの最大容量は16GB(空きスロット2基)となっている。価格は29万9,800円から。

(高橋量 / デジタル・コンテンツ・パブリッシング)