タスポの申し込み申請後、約2週間程度でカードが送付されます。このあたりはクレジットカード等と同じ要領です。内容物は簡単な説明書とカードになります。
ようやくタスポ取得!
やっとタスポ来たぜ~!
ね、結構早かったでしょ?
俺的にはすげー待った気がした……
ね、タケバシ、タスポ見せてよ!
……断る!
何で~?!
どうしても!! (帽子被ってない姿なんか見せられるか!)
結構シンプルできれいじゃん! 名前と顔写真だけで、ホントに他の個人情報って載ってないし……なんでタケバシがあんなに嫌がるのか、ますます気になるな~
まあまあ、余り追い詰めないのも武士の情けですよ
(……レノボ、お前何をどこまで知ってるんだ)
早速使ってみることに!
ICカード方式のたばこ自販機には、タスポの読み取り機が設置されています。だけど、案外使ってみるまで気付かないことってありますよね……。
現金を入れて、タバコ選んで…あれ? 出てこない
右の赤いとこ、よく見て
……タスポをタッチしてください?
ICカード方式のたばこ自販機では、お金を入れるとカード読み取り部に「タスポをタッチしてください」という表示が出てきます。でも……?
このタスポってカード、バーコードとかQRコードとか無いし、どこをかざせばいいんだよー?
利用ガイドでは裏面をかざしているけど、どこをかざしても大丈夫みたい
そんなにアバウトで大丈夫なのか……うおっ! 出た!
ね、簡単でしょ?
タスポは非接触型ICカードですから、SuicaやPASMOのように瞬時にデータの読み書きが行われ、かつセキュリティ面でも非常に優れています。しかも電子マネー機能も搭載されているスグレモノです
電子マネー機能?!
少しは、利用ガイド読みなよ……
電子マネー機能「ピデル」!
タスポに搭載されている電子マネー、ピデル(Pidel)はプリペイド式で、ピデル対応のステッカーの付いた自動販売機でチャージ可能。チャージは1,000円単位で、20,000円が上限になっています。なお、現金との併用が可能なのは、残高が不足した時のみになります。
電子マネー情報は、FOMAのパケット通信を介してセンター管理されるため、タスポを紛失した場合でも、新しいカードに残高が引き継がれます。タスポ退会時に返金手数料210円以上の残高が残っていれば、指定口座への振込みまたは現金書留で返金されます。
電子マネー運営管理は、JCBに委託。ちなみに最終利用日から5年間利用がないと、残高が失効になってしまうので要注意!
ピデルチャージの手順
チャージボタンを押す |
紙幣を投入! |
タスポをタッチ |
もう一度チャージボタンを押す |
ピデルにチャージしておくと、手許に現金がない時でもたばこが買えて便利だよ♪
ふ~ん。そんじゃ、試しに1,000円入れて、タバコ買いまくってみる! ……と、あ、バカバカ買えておもしれー!
……そんなに買ってどうすんの……
買いだめっつーことで! ええと、これで残金100円だよな。んじゃ、ピデルの残金使い果たしちゃうために……とりあえずまた1,000円入れて、タバコを選んで、タスポを……
あっ、それダメです!
うわっ、ピデル消化されねー!
……先にタスポタッチをしてから現金を入れないと、現金を優先しちゃうんですよ……
…財布が小銭だらけになってしまった…
Webサイト上で、残高照会と利用履歴のチェックも!
ちなみにピデルの管理だけど、タスポのトップページ右側にある「会員の皆様のログインはこちら」から、自分のピデルの情報が見れるのも便利。初めての人は、そのすぐ下の「はじめての方はこちら」からユーザー登録してね
タスポ公式サイトのトップ画面 |
ログイン画面 |
わりと色々便利なんだね!これ、他の電子マネーとの互換とかポイント貯めとかはできないのかなー?
残念ながら、そういうサービスは行われていないようです。他の主要な電子マネーと規格そのものが違うみたいですね
ちょっとがっかり…
喫煙を推奨するわけにもいかないし、そこは仕方ないんじゃないんですか…?
それにピデル搭載で、タバコを買うのには断然便利になったわけだし…
みらいの一言アドバイス
ピデルはとっても便利な機能だよね。だけど2008年7月(掲載日)日現在では、まだまだ普及率は低いみたい。タスポ運営センターによると「ピデル導入は各タバコ屋さんや店舗が判断して決めているので、導入している自販機がどこにあるかまでは把握していない」とのこと。たばこ屋を営む方に話を聞いたところ「導入や換金のシステムが複雑だし、まだ信頼性がわからないから」という声もありました。それに、ピデルは一度チャージしたらタスポ解約まで返金できないんだよね。たまたま導入されてる自販機を見つけてチャージしても、欲しい銘柄が無く、結局コンビニで購入したとしたら、結局チャージ金額はそのままで現金購入ってこともあり得るってこと。……せっかくウェブ管理機能まで充実してるのに、これはもったいない状況だよね。今後の普及に期待したいかな。