江角走輔(=ゴーオンレッド)役の古原靖久。「映画はすべてが見どころなんですが、クライマックスになにかが起こります。みなさんハンカチは忘れずに」 |
10日、東京・丸の内TOEI1にて映画『炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN! BANBAN! 劇場BANG!!』の舞台挨拶が行われ、満場の客席を前にキャストが喜びの声を語った。
壇上にはゴーオンジャーの7人に加えて、今回の劇場版に客演したふたりのゲストも参加。強敵としてゴーオンジャーの前に立ちはだかる「魔姫(まき)」を演じたソニンは「今回初めての参加なんですけど、暖かく迎えてくれて、クランクアップしたときもゴーオンレッドの古原君が私の撮影を最後まで待って花束を持ってきてくれたんです。途中で会ったときに『何してんの? 暇なの?』とか言っちゃったんですけど(笑)、あらためてこの作品に携われてよかったと思いました」と現場でのキャスト同士の絆に感激した様子。
香坂連(=ゴーオンブルー)役の片岡信和。「劇場版では新しい出会いがありました。僕も今日たくさんの人にお会いすることができてとてもうれしいです」 |
楼山早輝(=ゴーオンイエロー)役の逢沢りな。「この映画はみなさんがスマイルになれるような映画になりました。楽しんで見てください」 |
また2003年に放送された『仮面ライダー555』で主役を務め、今回ゴーオンジャーと共闘する「烈鷹(れつたか)」を演じた半田健人は「僕は『仮面ライダー555』をやってたときは若手だったんですけど、(今回は)年上組になってしまったので切ないです。でも非常にみなさん素直で、この薀蓄たれの話もいろいろ聞いてくれました。でも僕はたいがい団塊世代のカメラマンの方とかとよく喋ってたんですけど(会場笑)」と述べ、ジェネレーションギャップを感じつつも、ヒーローの先輩として撮影を楽しんだことを語った。
須塔大翔(=ゴーオンゴールド)役の徳山秀典。「映画へのコメントは全部うちのかわいい妹に美羽に任せました。兄弟なんで」 |
須塔美羽(=ゴーオンシルバー)役の杉本有美。「今回着物を着てアクションしています。ゴーオンウイングスの頭の良さも光ってると思いますので(笑)、注目して見てください」 |
ゲストとして参加した烈鷹役の半田健人。「劇場版のゲストとして迎え入れていただいて、そのコンビネーションがうまく画面に活きていればと思います」 |
同じくゲストとして参加した魔姫役のソニン。初めての悪役とあって「みんないつもの私と一緒と思わないでね? お姉さんは怖くないよ」と会場にも念を押していた |
舞台では最後にゴーオンジャーのリーダーであるゴーオンレッド役の古原にマイクが渡され、「みなさん今日は来てくれて本当にありがとうございます。まばたきする間がないくらいスピード感のある作品となってますので見逃さないでください。俺たち実はオリンピックカラーなんで、オリンピックも応援しています」と挨拶。さらに古原の「俺たちの映画は金メダルだー!」と高らかな掛け声で締めくくられた。
挨拶の後に行われた特別パフォーマンス、それはなんと石原軍平=海老澤健次による「ひとりオープニング」! あまりのインパクトに会場も爆笑 |
朝のロケバスから密かにこのネタを特訓してきたという海老澤。先輩の半田健人も「彼はコロッケさんを目指してるんですか?」と思わずツッコミ |
舞台挨拶後は劇場前に場所を移し、出演者がプラスチック油化装置の実演を実施。世界を汚す「蛮機族ガイアーク」と戦うエコロジー戦隊のゴーオンジャーらしく、リーダーの古原も「みんなもエコに協力してね!」とアピールしていた。
映画『炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN! BANBAN! 劇場BANG!!』は、丸の内TOEI1ほか全国東映系劇場にて公開中。同時上映は『劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王』。
STORY
ガイアークの企みで次元の裂け目ができてしまった! 突如現れた「炎衆」と名乗る3人に炎神キャストを奪われたゴーオンジャーは、炎衆を追って次元の裂け目へ。着いた先は「サムライワールド」と呼ばれる江戸時代のような異世界だった!