ナイトミルクPR事務局はこのほど「眠りに関する意識調査」を行い、間違った不眠対策をしている人が少なくないなどとする調査結果を発表した。調査対象は20~50代の男女400名で、インターネットによって回答を得た。
調査によると「眠れないことがある」と回答したのは全体の実に約7割。原因としては「暑さ」、「ストレス」、「不規則な生活」が上位3位を占めた。
眠れない時の対策を尋ねる質問には、「本を読む」が約3割で1位。「メールチェック(パソコンや携帯に向かう)」、「アルコールを飲む」、「テレビを見る」、「音楽を聴く」といった回答が続いた。こうした不眠対策について、快眠セラピストの三橋美穂氏は「パソコンや携帯電話、テレビなどの光刺激は眠りの妨げになり、メールを書くとさらに脳が覚醒してしまって逆効果。また、アルコールは中途覚醒が増えるなど眠りの質を低下させる」と指摘。不眠対策上位5位のうち正しいものは「本を読む」と「音楽を聴く」のふたつしかなく、誤った不眠対策がいかに広まっているかを示す結果となっているという。
その一方、同氏は定番の方法として知られる「牛乳を飲む」が少数ながら(4.3%)支持されたことに注目。「入眠前にはホットミルクなどノンカフェインの温かい飲み物を摂取するのが適している」とし、「特に夜に搾乳された『ナイトミルク』がお勧め」とコメントしている。
同事務局によると、夜間搾乳された牛乳には脈拍や体温・血圧を低下させ睡眠を促す作用のあるホルモン「メラトニン」が昼間に搾乳した牛乳の3~4倍含有されており、高い睡眠効果やリラックス効果が期待できるとのこと。夏の白夜で睡眠のリズムが崩れがちなフィンランドで親しまれており、日本国内でも「ナイトミルク」を取り入れた宿泊プランや飲食メニューの提供が行われているという。
一例として、セレスティンホテルではベッドや枕をはじめアロマなど10種類の快眠要素を取り入れた特別プラン「快眠セラピールーム~天空の眠り~」において、ナイトミルクの提供を行っている。1室1泊1名2万3,500円(税金・サービス料込み)。予約は同ホテルホームページ限定で受け付けている。
また、東京都世田谷区の「NISHIann cafe(ニシアンカフェ)」はナイトミルクをメニューに加え、10月いっぱいまで期間限定で提供する。ホットとコールドでいずれも500円。「夏の暑さに疲れた体にリラックス効果を」としている。
さらにスムージー専門店の「smooch(スムーチ)」では、ナイトミルクをベースに数種類のビネガー、ストロベリー、ヨーグルト、キシリトールの入った季節限定スムージー「お疲れスムーチ」を8月15日までの期間販売中だ。Mサイズ490円。
ナイトミルク事務局では今回の調査結果を踏まえ、「これまでも快眠に関する知識の普及を図ってきたが、改めてその必要性を実感している」としている。