エバーグリーンは、5~12lbの太いナイロンラインが扱える本物のパワーフィネスに対応するというスピニングロッド「ハードシューター(TCSS-66MH)」を発売した。同製品は、アメリカのトーナメントに参戦している清水盛三プロも使用しており、好成績の原動力になっているとのことだ。

「ハードシューター(TCSS-66MH)」

パワーフィネスは、通常ならベイトタックルで攻めるカバー(木の枝や水草などが水面を覆っているポイント)の奥を、スピニングタックルで攻めるスタイル。そのため、ラインが障害物にこすれても切れないように強いラインを使う必要があり、さらにはラインの強さに対応できて、障害物の奥からバスを引っ張り出せるパワーのあるロッドも要求される。

日本でのパワーフィネスは、細くて強いPEラインを使うことが多いが、本場アメリカでは太いナイロンラインが使用されるという。「ハードシューターは、ナイロンラインでのパワーフィネスに対応できるように、ライトリグが扱えるソフトなティップ(ロッドの先端)と、強靭なパワーを持つバッド(グリップから胴までの部分)を併せ持っています」(同社広報)。

同製品は、6フィート6インチのミディアムヘビーアクションで、適合ルアーウェイトは1 / 8~1 / 2oz。価格は4万7,250円。