FirebugとFirebug Liteの相違点まとめ
3~6まで実際にFirebug Liteの機能をひととおり試し、Firebugとの動作の違いをまとめた。
全般: Firebug Liteでは自身のサイズを変更することができない。縦に長いWebページの場合は最下部のコンテンツが隠れてしまうことがある
HTML: Firebug LiteではDOM/Styleの閲覧のみで、直接値を書きかえることはできない。またLayout表示はない
CSS: Firebug Liteでは既存CSSを直に編集することはできない。新しいCSSプロパティを定義し、追加・上書きすることは可能
Script: Firebug Liteではスクリプトの閲覧のみ。ブレークポイントを設定しての各種オブジェクト監視はできない
DOM: Firebug LiteではDOMの確認はできるが、直接値を書きかえることはできない
XHR: Firebug Liteでは明示したオブジェクトの監視のみしかおこなわれない
Net: Firebug LiteではXHR情報のみ。またローディングに用いた時間は計測されない
まだまだこまかい使い勝手はFirebugにおよばないものの、Firefox以外のWebブラウザで強力なデバッグツールのひとつとなるのは間違いないところだろう。Webブラウザ間の表示・動作の違いで悩まされているデザイナ・デベロッパはこれを機会にぜひFirebug Liteを試してみてほしい。