「ターシャ・テューダー展」と「ロバート・サブダしかけ絵本の世界展」がグランドプリンスホテル新高輪にて、同時開催されている。絵本を描きながらガーデニングを楽しみ、手作りの生活を送ったターシャ・テューダーと、仕掛け絵本の制作で「紙の魔術師」の異名を持つロバート・サブダのそれぞれの作品を展示している。24日まで。
ターシャ・テューダーは、1938年の処女作以来、70年間で100冊もの作品を手がけた絵本作家。生活のほとんどを手作りしながら村で静かに暮らすライフスタイルでも知られる。2005年にNHKの番組で紹介されてから日本でも大きな反響を呼んだが、今年6月に92歳で永眠した。今回の展示では、絵本原画や彼女が日々慈しんで使っていた愛用品など約150点を一堂に公開し、ライフスタイルにスポットを当てている。
一方ロバート・サブダは、1年足らずで初版1万5,000部を完売した代表作『不思議の国のアリス』をはじめ、独創的な仕掛けを数多く生み出している絵本作家。同展では幼い頃からものづくりが得意で8歳には最初の仕掛け絵本を制作したという人気作品からアンティークものまで、様々な仕掛け絵本を展示している。
同ホテルでは両方の展覧会を鑑賞できるセット券を販売しているほか、食事付きで割安になるチケットも用意している。
「ターシャ・テューダー展」および「ロバート・サブダしかけ絵本の世界展」
期間 | 8月10日~8月24日 |
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時間 | 10:00~19:00 最終日のみ10:00~16:00(最終入場は閉場の30分前) |
料金 | 各1,200円(一般)、セット券1,800円 |
場所 | グランドプリンスホテル新高輪 レセプションホール さくら |